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履歴書の目的

履歴書の目的を理解していますか?

履歴書を書くのは、あなたの経歴を企業の採用担当者に伝えるため、ではありません
それは目的のための要素に過ぎず、履歴書の目的とは、他の志願者(ライバル)から抜きんでて、面接に進むことです。

そのため、履歴書は相手に『面接をしたい』と思わせることが重要です。
アピールしたい部分以外はきちんと書けていて当たり前で、そのうえでアピールしたいところをしっかりとアピールします。

読んだだけで企業の採用担当者が一緒に働きたいと思ってくれるような履歴書が、理想の履歴書です。

自分の言葉で書く

自分を良く見せるために、どこかのノウハウ本から美辞麗句を丸写しにして履歴書に書く人がいます。
これは完全にアウトです。

就活アマチュアであるあなたと違って、企業の採用担当者はプロです。
その程度は簡単に見抜かれます。

企業が欲しがるのは小手先のテクニックを弄する人材ではありません。
熱意があって、将来伸びてくれる人材を欲しがっているのです。
少しぐらい文章が稚拙でも、むしろ素直さが評価されます。

履歴書は絶対に自分の言葉熱意を持って書きましょう。

嘘は禁物

履歴書を書くときには嘘は禁物です。
どこからかその嘘がばれないとも限りませんし、最悪のケースでは内定取り消しもあり得ます。
履歴書嘘は書かないようにしましょう。

ただし、履歴書はあなたをアピールするためのものですから、あなたにとって不利な内容を書くべきではありません。
例えば、社会的に悪いイメージがあることを趣味の欄に書くべきではありませんし、得意科目や特技に無しと書くのも好ましくありません。

同じ意味の内容でも、プラスになる書きかたとマイナスになる書きかたがあります。
例えば、活発で行動的と書くとプラスになりますが、落ち着きがないと書くとマイナスです。

このように、あくまで嘘を書かないようにして、それでいて不利な内容を避けるように心がけましょう。

光るポイントを

履歴書の目的は、企業の採用担当者にあなたと会いたいと思わせることです。

奇をてらう必要はありませんが(むしろマイナスです)、なにか光るポイントを入れるように心がけましょう。
それは得意科目でも資格でも特技でも部活動でも何でも構いません。
採用担当者が、おっ!と思ってくれるような内容をどこかに入れましょう。

どの欄にも光るポイントといえる内容が書けないというときは、自己PR欄の内容で勝負をかけます。

自分を評価する

履歴書のなかでも重要な項目である自己PRを書くためには、まず他人の視点になって自分を客観的に評価してみましょう。

面接の際に『あなたならあなたを雇いたいと思いますか?』という少し意地悪な質問がありますが、まさにこれです。

評価のポイントは以下の2つです。

【将来性】
あなたが企業に入ったあと、どれだけ伸びる可能性があるかを評価します。
よく自己PRには学生時代に打ち込んだことを書くといわれますが、打ち込んだ経験の結果なにを得たかを書くことで将来性を示すためです。

【どんな能力があるか】
あなたが学生時代になにを身につけたかを評価します。
就活で大学名が影響するのはこのためですが、得意科目や特技を挙げるだけではなく具体的な説明ができなければダメです。